
「化学の観点」を組み入れた量子技術による 化学・電子材料、電子機器、医療診断・治療の革新 目指すのは量子技術の社会実装
「化学の観点」を組み入れた量子技術による 化学・電子材料、電子機器、医療診断・治療の革新 目指すのは量子技術の社会実装
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清中茂樹教授らが進めたAMPA型グルタミン酸(AMPA受容体)可視化プローブに関する論文がScience Advances誌に掲載されました。
柴田裕介主任URAの活躍が中日新聞で紹介されました ― 注目集まる職種『URA』
清中茂樹教授、鳥本司教授、村山宣光特任教授、関隆広特任教授らが拠点紹介や講演をしたQ-NC市民講座の取材記事が中部経済新聞に掲載されました。
有馬彰秀特任講師、馬場嘉信特任教授、安井隆雄特任教授らが分担執筆した書籍『AIとバイオの融合最前線』が出版されました。
湯川博特任教授、馬場嘉信特任教授が企画編集した『量子生命科学の最前線』特集号が、Precision Medicine誌2025年6月号に掲載されました。
量子生命科学会(会長:馬場嘉信特任教授)は、国際量子科学技術年(IYQ)にあわせて提言を発表し、科学新聞の1面で紹介されました。
ドイツのメディアに、牧原克典教授(量子制御技術部門)らとドイツ・Leibniz Institute for High Performance Microelectronics (IHP)との連携が取り上げられました。
湯川博特任教授、馬場嘉信特任教授らの『量子生命科学に関する総説』が、Chemical Society Reviews誌のthe Outside Front Coverに選ばれました。
Q-BReDに村山宣光ディレクターが就任しました。
4/1付けでメンバーを更新しました。
About
20世紀後半に、量子理論に基づく半導体やレーザーなどが開発され、産業が大きく革新しました。この時代は、第一次量子革命(量子1.0)と呼ばれます。現在、新たな量子技術の開発に伴い産業が再び大きく革新する第二次量子革命(量子2.0)が進行中と言われています。次世代量子技術の開発は、今後の主力産業の覇権を握るとも言われており、我が国も含めて世界中で量子技術の開発が活発化しています。
このような動きの中、東海国立大学機構において名古屋大学と岐阜大学が両者の特徴を活かした連携で、世界と伍する量子研究拠点形成を推進する連携拠点支援事業の一つとして、2024年4月に量子フロンティア産業創出拠点(Q-BReD)が設置されました。すなわち、名古屋大学の強みである「化学」の観点による量子技術の開発と、岐阜大学で進めている最新の量子技術を用いた次世代MRI技術(超偏極MRI)の「医療」応用という、それぞれの大学が独自で推進してきた二つの研究活動を主軸にして、両大学間で強く連携を図りながら、新しい量子技術の開発を進めていきます。
現状、既存技術「量子1.0」と新技術「量子2.0」の間には大きな隔たりがありますが、本拠点(Q-BReD)では「化学の観点」を組み入れた量子技術の開発により、新旧量子技術の隔たりを埋める様々な分野の量子技術の開発と、さらに産業創出を目指します。これにより量子技術・産業に多様性が生まれるものと期待されます。
渦巻く「Q」のマークは、「量子・化学・医療・材料・情報分野の融合」、またそれによる「新たな量子産業の創出」「技術革新の動き」を表現しました。量子の粒子性と波動性の2面性を意識したデザインです。粒子には名古屋大学と岐阜大学のスクールカラーであるグリーンとオレンジを、波動にはQ-BReDを象徴する色であるブルーのグラデーションを用いて、両大学が連携してシナジーを生み出し、今後の量子研究を牽引していく「量子技術イノベーション拠点」となること、Q-BReDを中心に研究が発展していくことを表現しました。
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〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町
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JR名古屋駅からの場合は、地下鉄東山線藤が丘行きに乗車し、 本山駅で地下鉄名城線右回りに乗り換えます。JR金山駅・名鉄金山駅からの場合は地下鉄名城線左回りに乗車してください。最寄り駅は「名古屋大学」駅です。
〒501-1194 岐阜県岐阜市柳戸1-1
岐阜大学 医学部本館6F